世界危険地帯 ミャンマー ヤンゴン ダラ地区 2018年10月5日
もう3年以上前になりますが、ヤンゴンの、ぼったくり被害多発地区に迷い込んでしまいました。。。
当時から、日本大使館さんも、注意喚起をしていました…
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=68410
海外旅行に行く前は、最低限、上のリンク、海外安全ホームページは、見ておくべきでした!!!
その地区が、ダラ地区という名前だった事なんて、忘れていましたが、「ヤンゴン ぼったくり」で検索すると、色々な情報が出てきます…
私にとって、その地区でぼったくり被害に遭ったことは、封印したい過去でした。Hahaha
でも、色々な人たちが、自分の被害状況について公表してくれていて、それは、本当に素晴らしいことだと思う。
それをみた人は、自分も気をつけようと思えるし、本当に、ありがたい事だと思う。
色々な方が、ブログで紹介してくれているので、ぼったくり被害については、詳細は割愛します。私見になりますが、注意点だけ書きたいと思います。
ダラ地区を簡単に説明すると、船で、ヤンゴン川を渡った対岸にある、スラム地区です。
ダラ地区に渡る船は、日本からの寄贈なので、日本人は無料で乗れるとのこと。
船着場で、詐欺師と遭遇、船着場のオフィスに連れてかれ、無料乗船の手続きに同行してもらい、普通に手続きが進む。
[注意!]
無意識のうちに持っている、オフィシャルな場所が信頼できるという感覚、海外では捨てた方がいいかもしれません…
対岸は、大都市ヤンゴン。
ダラ地区は貧しいエリアですが、人々の心の拠り所、寺院はあります。
全体的に、長閑な場所です。
ダラ地区の写真は、これだけしか撮っていませんでした。
多くの孤児が暮らす、貧しい集落に連れてかれる前、寄付用の米を買わされました。
明らかにミャンマーの物価にしては高かった…
後から知りましたが、値切った方が良かったみたいです。
ここでお金出しても、貧しい集落の人に渡るわけでではない。
私が買った米だって、実際に、その集落に持っていったのを見たわけではないので、本当に彼らの所まで渡ったのか、わかりません。
その後、ダラ地区の船着場に戻り、相場考えたら、明らかにおかしい観光料金を請求される…
貧しい集落には、人懐っこい、子供たちの笑顔がありました。
今、ヤンゴン川では、ダラ地区に渡る、立派な橋を建設中とのこと。
多くのぼったくり被害が出ている、このダラ地区ですが、何の罪もない貧困層の子供たちに渡るお金って、どのくらいあるのだろうか…
橋の建設が、ダラ地区の貧困層の人たちに、良い未来もたらすことを祈るばかりである…
今でこそ、落ち着いてこの話をできますが、その日の翌朝、完全にヒートアップしてた私が、泊まったホステルのスタッフの方と話たことについて、シェアしたいと思います。
仏教国ミャンマー人の男性が話してくれたことなので。
私にとって大事なのは、私が、貧困層の人たちにお米を寄付しようとしたという行為だけである。
実際にお米が貧困層の人たちに渡ったかどうかは、お米を貧困層の人たちに届ける人の側の問題であり、私が(騙されたとか)気にする問題ではない。
どうせお米、必要な人たちには渡らずに、詐欺グループがお金を搾取しているだけなんでしょ!とか言ってたら、もしその詐欺グループが善意の人たちだった場合、私は、悪口を言うという悪行をしていることになる…(私をなだめながら、このように言ってましたけどw)
ホステルのレセプション。
私のこのダラ地区での体験を聞いて、笑ったりバカにしてきた人もいました。
私は、失敗談をシェアしてくれてる人に感謝して、自分も気をつけようと謙虚な気持ちで、ありがたく受け止めたいと思ってる。
なので、私も、自分の体験を書きましたw
ホステルで話した、ミャンマー人男性の話にあるように、私も、徳を失うような事だけはしないようにしたいと、いつも思う。
お寺で貰った葉っぱ。
(ダラ地区ではなく、ミャンマー市内のお寺です。)