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大連 満州の日本人街 連鎖街③ 劇場 常盤座、スクラッチ・タイル

こちらの建物は、かつての劇場 常盤座



(以下の画像は百度より借用)


当時の常盤座


修復した、常盤座の画像 

昭和14年8月27日 連鎖街の夜景



常盤座では

日本の演劇や映画、音楽などが上映されていたようです。


「大連の常盤座について教えてください」

とChat GPTに聞いても、

確かに、常盤座という劇場は存在していましたが、

私もよく知りませんという感じの反応でした…



こちらの写真は、百度からの借用ですが、

10年くらい前の、常盤座の姿…


金物工具の卸売市場だったようです。


この頃は、かつての劇場の面影が全くなく

生活感ありすぎ…



こちらの建物ですが、外壁の一部に

「スクラッチ タイル」が使われています


スクラッチタイルとは、主に外壁として使用する外装用タイルのことです。

特徴としては、突起物で引っ掻いたような模様が付いているということです。そのため表面には細い多数の溝が刻み込まれています。

(中略)

スクラッチタイルは主に昭和初期に流行したタイルであり、その時代に建てられた建築物には多く使用されていました。

そのため、スクラッチタイルはレトロな雰囲気があり、どこか懐かしさを感じさせます。

こちらのサイトより引用させていただきましたhttps://e-gaiko.com/gdn/scrt/

旧大連駅前の、こちらの建物は

全面に、スクラッチタイルが使われています!



終戦後も、大連で

人々と共に生き続けてきた、連鎖街


21世紀も四半世紀が経とうとしている今、

ひとつの街が、

その役割を終える日は、遠くない気がする…




当時は、大連一の繁華街だった、連鎖街


この街が、まだ新しかった頃

人々は、どんな暮らしをしてたのだろうか


当時は、日本で貧しくても

大連に渡れば、一攫千金のチャンスがある、

そんな場所だったようです


第二次世界大戦の終結間際、

大連もソ連の攻撃に遭い、日本の無条件降伏後、

この地を去らなければならなくなった

先代の日本人のことを思うと、心がいたむ

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